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カテゴリ: 予防歯科

正しい歯ブラシ選びとブラッシングで、
歯周病を予防しましょう

歯周病は、日本人の成人の多くがかかっていると言われる身近な病気です。

初期段階では自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行し、歯を支える骨が溶けてしまうこともあります。

歯周病の最大の原因は、歯と歯ぐきの境目にたまる「プラーク(歯垢)」です。

毎日の歯磨きでこのプラークをしっかり取り除くことが、歯周病予防・進行防止の基本となります。

そのためには、歯周病に適した歯ブラシを選ぶこと、そして正しいブラッシング方法を身につけることがとても重要です。

今回は、歯科医院の立場から「歯周病予防のための歯ブラシ選び」と「効果的なブラッシング方法」についてご紹介します。

歯周病ケアでは「歯ブラシの形」が重要です

歯周病対策では、歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット周辺)に毛先が届くかどうかが大切になります。

歯ブラシの毛の部分は、横から見ると主に次の3つの形に分けられます。

直線型

毛先が均一に並んでおり、歯と歯ぐきの境目に当てやすい形です。

歯周病予防の基本として、比較的使いやすいタイプです。

凸湾型

舌側や上あご側にはフィットしやすいものの、歯ぐきのラインに均一に当てにくい場合があります。

凹湾型

前歯や奥歯の頬側には適していますが、歯周ポケットを意識した磨き方にはやや工夫が必要です。

歯並びや歯ぐきの状態によって、適した形は異なります。

歯周病予防に適した歯ブラシの毛の素材

現在、市販されている歯ブラシの多くはナイロン製です。

ナイロン毛は、以下の特徴があり、歯周病ケアに適しています。

  • ・適度な弾力があり、歯ぐきを傷つけにくい
  • ・水を吸いにくく衛生的
  • ・毛先の加工がしやすく、歯周ポケットに届きやすい

毛の硬さは「やわらかめ〜普通」が基本です

歯周病のある方や歯ぐきが腫れやすい方は、硬すぎる歯ブラシは避けましょう。

歯ぐきの状態に合わせて選ぶことが大切です。

  • ・硬い毛はプラークを落としやすい反面、歯ぐきを傷つけたり、歯ぐきが下がる原因になることがあります。
  • 「やわらかめ」〜「普通」の硬さが、歯周病予防には適しています。

毛の長さと毛束の配置も歯周病対策のポイントです

毛の長さの目安

  • ・通常使用:約9.5〜10mm
  • ・歯ぐきのマッサージを意識する場合:10~12mm

一般的な歯ブラシは、3列・7~8行の毛束配置です。

そのため、歯周ポケットに毛先が入りやすいバランス設計の歯ブラシがおすすめです。

  • ・毛束が多すぎると、歯周ポケットに入りにくい
  • ・少なすぎると、プラーク除去効率が下がる

歯周病ケアには「毛先の形」がとても重要です

歯周病予防・ケアには、歯周ポケットに入りやすい毛先がおすすめです。

  • ・テーパードカット(先細毛)
  • ・極細毛

また、長さの異なる毛を組み合わせた段差植毛なども、歯と歯ぐきの境目のプラーク除去に効果的です。

歯周病予防のための正しいブラッシング方法

歯周病予防の歯磨きで最も大切なのは、歯と歯ぐきの境目を意識して磨くことです。

歯ブラシの毛先を歯ぐきに対して軽く当て、小刻みに動かしながら、やさしく磨きましょう。

力を入れすぎる必要はありません。

毛先が軽く触れる程度の力で十分にプラークは落とせます。

強く磨きすぎると、以下の原因になることがあります。

  • ・歯ぐきを傷つける
  • ・歯ぐきが下がる
  • ・歯周病が悪化する

歯周病予防のための歯磨き回数と時間

理想的な歯磨き

  • ・1日3回(毎食後)
  • ・1回10分程度

難しい場合でも、1日1回は必ず時間をかけて丁寧に磨くことが重要です。

特に就寝前の歯磨きは、歯周病予防にとって非常に大切です。

最後に

歯周病の進行度や歯ぐきの状態によって、適した歯ブラシや磨き方はお一人おひとり異なります。

当院では下記を行なっています。

  • ・歯周病の状態に合わせた歯ブラシ選び
  • ・正しいブラッシング方法の指導

「歯ぐきから血が出る」

「歯周病が気になる」

「正しく磨けているか不安」

そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

日付:  カテゴリ:予防歯科

セルフケアの力


歯の健康には、歯科医院での治療だけでなく、毎日の「セルフケア(自分で行う歯みがきや清掃)」がとても大切です。

正しくケアできれば、歯周病はほとんど防ぐことができます。

しかし、実際には30歳以上の約8割が歯周病を持っており、多くの人が「正しい磨き方」をできていないのが現実です。

1. 歯肉炎(軽い歯ぐきの炎症)

歯肉炎は、正しい歯みがきができれば治ることが多い病気です。
例えば、患者さんが「本気で磨けば汚れは落とせる」のに、普段は同じように磨けていなかったケースでは、毎日きちんと磨くことで数週間後に歯ぐきがきれいになりました。

ただし、「強すぎる力でゴシゴシ磨く」と、細かいところに汚れが残ってしまうことがあるため、優しい力で細かく動かすコツも必要です。

2. 軽い歯周炎

歯周炎は歯肉炎より進んだ状態で、セルフケアだけでは治りませんが、軽度であれば正しい歯みがき+少しの治療で大きく改善できます。

例:ほとんど磨けていなかった方が、指導後に毎日きちんと磨くようになり、歯ぐきの腫れが減って治療がスムーズに進んだケースがあります。

3. 中等度〜重度の歯周炎

ここまで進むと、歯科医院での専門的な治療がとても重要になります。

とはいえ、毎日のセルフケアができていないと治療効果が出ません。

炎症が強かった方が「自宅でのケア+医院でのケア」を合わせることで、歯ぐきが引き締まり、見た目も改善した例があります。

病状が変わると“磨きづらい場所”も変わるので、その都度、道具や磨き方のアドバイスが必要です。

4. 喫煙者などの「硬い腫れ(線維性の腫れ)」

喫煙などで血管が収縮すると、歯ぐきが硬く腫れ、見た目では変化がわかりにくいことがあります。

このタイプは出血もしにくいため、「良くなっている」という実感が患者さんに伝わりにくく、習慣化が難しい傾向があります。

だからこそ、丁寧な歯みがき指導がより重要になります。

まとめ:病状が進むほど
「セルフケアの重要度」は上がる


歯周病が軽いうちはセルフケアで大きく改善できます。

重くなるほど歯科医院の治療が必要になりますが、どの段階でもセルフケアは欠かせません。

特に進行した歯周病では「磨きにくさ」も出てくるため、患者さんと歯科スタッフが一緒に取り組むことが大切です。

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バイオフィルムの除去

バイオフィルムとは、
『細菌などが集まってできたヌルヌル、ネバネバした塊』のことです。

そう言ってもピンとこないと思いますので、
具体的に私達が日常生活する上で経験する
『バイオフィルム』の話しをします。

台所 や 風呂場の清掃を少ししないでいると
そこは、
” ヌルヌル ” としてきます。

その ” ヌルヌル ” を除去しようと思っても、
塩素系の薬剤等を使用しない限り、
ブラシのみではなかなか取除くことは困難であると思います。

この除去しづらい
” ヌルヌル “が
『バイオフィルム』です。

『バイオフィルム』の中には、
多数の細菌が生存しています。

『バイオフィルム』は、
内部の細菌を守るバリアーと思って下さい。

こうしたバイオフィルムは、口腔内にも生じます。

先にも説明しましたように
『バイオフィルム』の内部には複数の『細菌』が生息しています。

バイオフィルムは、バリアーとして働いているため、
かなりの高濃度の薬剤でもない限り、内部の細菌を殺すことは困難です。

細菌をそのままにしておくことは、
歯周病、虫歯を引き起す原因となります。

このバイオフィルムを的確に取り除くことが重要なのです。

そこで本日のブログでは、
バイオフィルムの除去方法について解説します。

バイオフィルムの除去には
マウスウォッシュを使用するだけでは、取り除くことは不可能です。

汚れを機械的に除去することが必要です。

それが、歯ブラシによる 汚れの除去なのです。

しかし、現実的に
口腔内の汚れを完全に除去することは難しいものです。

例えば、コップに付着した汚れを取り除くには、
洗剤を付けたスポンジ 等で擦ります。
洗剤の効果もそうですが、
スポンジでコップを擦ることで、
機械的に汚れを取るのです。

そのあと、コップを洗浄すれば、
きれいになります。

ごく普通のコップの洗い方です。

口腔内も同じです。
歯ブラシで歯の隅々まで擦り、
汚れを除去することができれば、
細菌が生存するバイオフィルムを取り除くことができます。

しかし、歯はコップとは違い
単純な平面ではありません。

小さな凹凸がいっぱいあります。

また狭い空間なので、
奥歯になればなるほど歯ブラシは届きにくくなります。

歯と歯の間なんて、本当に大変です。

さらにご自身では、
どこに汚れが付着しているのかを事前に把握すること自体が困難です。

通常の鏡でみても歯の裏側なんて 見えません。

奥歯では、歯の間もよく見えません。

また、差し歯 等の被せ物 や ブリッジ等をされている方は、
被せ物の境目に汚れが付着していることが多く、
こうした部位に付着した汚れを徹底した清掃することは、
現実問題として、非常に難しいのです。

そのため、ご自身では良く磨けたと思っても
見えない部位 や 奥歯 等に
汚れが残っていることが多いのです。

結果的にバイオフィルムは残ってしまい、
バイオフィルム中の細菌により問題が引き起されるのです。

それでは、歯磨きで十分に取りのけなかったバイオフィルムはどうでしたら
良いのでしょうか?

歯科医院では、さまざまな器具を使用し、
口腔内に存在するバイオフィルムを除去します。

この方法をPMTCと言います。

PMTCとは、
 Professional Mechanical Tooth  Cleaning』の略で、

歯科医師 や 歯科衛生士のように特別に訓練を受けた専門家が
器具 や ペースト(フッ素入り歯面清掃剤)を用いて
歯面 および歯周ポケット内部に存在している『バイオフィルム』
を機械的に除去することを言います。

それでは、具体的な『バイオフィルム』の除去の方法です。

まず、『スケーリング』です。

『スケーリング』とは歯石を除去することです。
方法は『キュレット』(下写真)で取り除く方法と
pmtc1

『超音波スケーラー』(下写真)という器具で
マイクロ振動 と 水圧 により
歯面や歯根面に付着している歯石とともに
『バイオフィルム』の除去を行う方法があります。
pmtc2

『キュレット』と言われる器具を用いて、
歯肉内部の 歯石 および 感染物質 を取り除く治療を『ルートプレーニング(SRP)』と言います。

ルートプレーニングに使用する『キュレット』の先は 刃のようになっており、
根面に強固に付着している感染物質(歯石)を除去するのに適しています。

次に『ポリッシング』です。
これは非常に重要な行程です。

『歯石』や『バイオフィルム』を除去した表面は ” ザラザラ ” しています。

” ザラザラ ” している状態は再度汚れが付着しやすいので
表面を 器械 や 歯ブラシ等で ” ツルツル ” に磨き、
『歯石』や『バイオフィルム』が付着しにくいようにします。

また、ポリッシング時 や 虫歯予防のために フッ素人りペーストを歯面に塗り込みます。
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このようなことを行うことにより『バイオフィルム』を取り除き、歯周病の再発を防ぎます。

例えて言えば、
ポリッシングは、車の洗車後のワックスがけで
良く磨く行程と同様なことです。

本日のブログはこれで終了です。

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8020運動について

皆さん、こんにちは。

 

だいぶ暖かくなってまいりました。

 

今週に入って当院では冷房を付ける時もある程でした。

 

さて、今日は8020(ハチマルニイマル)運動についてお話したいと思います。

 

8020運動とは、厚生労働省および日本歯科医師会により推進している『満80歳で20本以上の歯を残そう』とする運動のことです。

 

この運動は、一生自分の歯で楽しい食生活と健康な日常生活を目標に、子供のころからの正しいデンタルケアと青年期のセルフケアの重要性を打ち出しています。

 

残存歯が20本以上あれは咀嚼に苦労しないとの見解より、20が掲げられるようになりました。

 

平成17年の調査によると、80歳で歯が20本以上残っている人は、残念ながら4人に1人といったところです。

 

まだまだ目標にはほど遠いというのが現実です。

 

「80才で20本」というのは、「80才で20本以上の歯が あれば、何でも食べられ、楽しい食生活が送れます」ということなんです。

 

歯が多く残っていれば食べ物をよく噛むことができます。よく噛むことによって次のよう な効果があります。

 

1. 唾液の分泌を高め、食べ物の消化吸収を助けます。これにより胃腸の負担が小さくなります。

 

2. 唾液成分の中には発ガン物質の発ガン性を抑える働きがあるため、ガン予防にもなります。

 

3. 脳の働きを活発にするため、ボケ防止になります。

 

「8020」達成のためには、むし歯や歯周病を予防していくことが何よりも大切です。

 

そのためには、歯石ができる前に正しいブラッシング法でプラークを取り除かなければなりません。

 

きれいにブラッシングしているつもりでも、歯と歯の間や奥歯に付着しているプラークを完全に取るのは難しいものです。

 

歯周病を予防し、その進行をくい止めるためには定期的に歯科医院での正しい磨き方の習得と歯ブラシの行き届かない場所の清掃をおすすめしております。

歯周病は日頃のケアが大切ですので定期検診を受けてお口の健康状態をチェックし、一本でも多くの歯を残すよう頑張りましょう。

日付:  カテゴリ:予防歯科

PMTCについて

皆さんこんにちは。5月を目の前に暖かくなってきましたね。

 

 

熊本での地震で大変な生活をしていらっしゃる方々お辛いですよね。一刻も早く安心した暮らしが戻る事を心よりお祈りしております。

 

 

今日はPMTCについてお話したいと思います。

 

 

PMTCとはプロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの総称です。

 

 

聞き慣れない言葉ですよね。

 

 

毎日歯磨きをしていても、すでに歯に定着してしまっていて、個人では落とすことの出来ないバイオフィルムを歯科医師、歯科衛生士が専門の機器や技術を使って除去することです。

 

 

バイオフィルムとは細菌が集まって頑固な膜になった物で、汚れ、プラーク、着色、歯石が付きやすくなるんです。

 

 

PMTCはまず歯の汚れを赤い染め出し液で染め出し、汚れを全て機械で綺麗に取ります。

 

 

その機械でバイオフィルムも一気に取ってしまいます。

 

 

着色が強い場合にはエアーフロー(ジェットクリーニング)と言う着色除去の機械で着色を全て取ります。

 

 

汚れ、バイオフィルムを全て除去した後にナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトを塗って行きます。

 

 

ハイドロキシアパタイトは次の3つの作用による虫歯予防効果が認められ厚生省に薬用成分として認可されています。

 

1、歯垢の吸着除去

 

2、エナメル質表面の再結晶化

 

3、エナメル質表層下脱灰部(初期う蝕)の深部まで浸透して再石灰化

 

 

以上により、

 

 

汚れが付きにくくなる

 

歯石が付きにくくなる

 

着色が付きにくくなる虫歯になりにくくなる

 

自然で半透明な白さと光沢の維持

 

露出した根っこの知覚過敏に対する予防

 

という点でかなりの効果が得られるのです。

 

 

歯の表面はつるつるになるので舌で触って頂ければ効果を感じて頂けると思います。

 

 

特にお茶やコーヒーによる着色にはかなりの効果が見られますので飲物による着色をお気にされている方にはお勧めです。

 

 

ナノ粒子ハイドロキシアパタイトを塗布後フッ素を塗っていきます。

 

 

フッ素とハイドロキシアパタイトはとても良い関係なので、お互いがくっついて歯の成分の中に入り込んで歯の隙間を埋め歯をより強くしてくれます。

 

 

PMTCは半年に1回のペースで行う事が推奨されています。

 

 

痛みはありません。

 

 

費用は1回5000円(エアーフロー込)、時間は45分です。

 

 

患者様にご満足して頂けるよう専門的知識と技術を持った歯科衛生士が責任を持って行います。

 

 

私達歯科医師、歯科衛生士のお勧めするPMTCをどうぞご体験下さい。

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